satonoblogの日記

satoとnobuの2人で趣味やそれぞれの考えを綴っていきます。

自分を突き動かす方法[nobu]

【スポンサーリンク】

おはようございます!

今日はnobuが最近読んだ書籍「やってのける」の内容を要約して
ご紹介します!


目標達成に必要なセルフコントロールや目標設定の方法について、
仕事だけでなく、日々の生活にも使えるように書かれています。
普段無意識に出来てしまっている人もいるかと思いますが、是非参考と
していただければ幸いです!

書籍「やってのける」の目次

1.目標達成に必要な考え方~「なぜ」と「何」~
2.さまざまな目標に対する考え方
3.目標のタイプ別適切なアプローチ方法

1.目標達成に必要な考え方~「なぜ」と「何」~

「なぜ」と「何」の違いを知ることで、目標達成において行き詰った際に
前進する力を身に付けることができます!
たとえば、「家の中を掃除すること」はときに億劫ですが、以下のように
考えることができます。
なぜ:快適な住まいをつくること
何:床に掃除機をかけること

抽象的な「なぜ」と具体的な「何」の違いは、動機付けにおいて一長一短です。
状況に応じて適切な方を選択することが大切です。

◆「なぜ」のメリット
小さな行動を大きな意味や目的にむすびつけられるため、意欲を向上させやすいです。
例えば残業しなければならなくなったときの「なぜ」と「何」は以下です。
なぜ:このひと頑張りがキャリアアップに結びつく!
何:「あと1時間、PCに向かってキーを打つ」
明らかに、「なぜ」の方が意欲が向上しますよね。

◆「何」のメリット
「何」を基準にすると、具体的な行動に意識が集中します。
複雑で難しく、不慣れな目標に取り組むときや、具体的な行動に着
しなければならないときには、「何」に集中するのが良いです。

つまり、以下のようにまとめられます。
やる気や自制心を高めたいとき⇒「なぜ」アプローチ
難しい何かに挑むとき⇒「何」アプローチ

 

2.さまざまな目標に対する考え方


目標には様々なタイプがありますが、残念ながらどんな目標にも万能な
アプローチ方法はありません。
「なぜ」と「何」の他にも、いくつかの有効な考え方があるのでご紹介します。

◆「証明型」と「習得型」
目標には、自分の能力を証明する事を重視する「証明型」と、
自分を成長させることを重視する「習得型」があります。
勉強で例えるならば、以下のようになります。
証明型:テストで好成績を取る
習得型:授業を通して知識を身に付けようと深く学ぶ

証明型の特徴
達成が容易な場合には証明型の目標が効果的です。
メリット:やる気をアップさせ、高いパフォーマンスを発揮できる
デメリット:上手くいかなくなると、無気力感に襲われ、簡単に諦めてしまいがち

習得型の特徴
達成が困難な場合には習得型の目標が効果的です。
メリット:困難にあたっても取り組みを続け、学びや成長に繋げられる

◆「獲得型」と「防御型」
手に入れるものに注目する「獲得型」と、損をしないことを重視する「防御型」
という分類もあります。
この違いを、医学部への進学を目指す学生で考えてみましょう。
獲得型:医者になることを夢見ている
防御型:医大に入らなければ親を失望させると心配している

獲得型の特徴
メリット:称賛によってモチベーションを高められる
デメリット:困難に直面するとあきらめてしまいがち

防御型の特徴
メリット:批判によってモチベーション向上、困難に直面しても諦めない
デメリット:ミスを恐れ、確実な成功が見込めなければ行動しない

 

3.目標のタイプ別適切なアプローチ方法例


◆簡単なことや得意なことに取り組むとき
証明型:
具体的な結果を重視する証明型で目標を設定することで、能力を周囲に示す
大きなチャンスとなり、高い動機付けとなり、パフォーマンスが向上します。
獲得型:
達成によって得られるものに注目する目標設定も有効です。
目標が簡単に達成できると分かれば、自信が生まれ、成功の見込み
楽観的に考えるようになり、動機付けへとつながります。

◆着手しなければと思いつつ意欲がわかないとき
なぜ:
目標を達成しなければならない理由を考えることで、目の前の小さな行動
に取り組みやすくなります。
防御型:
失敗したときに失うものをイメージすることで動機付けする

◆未経験の仕事や困難なことに挑戦するとき
何:
目標を具体的に設定し、次にやるべきことにだけ集中することで、
着実に前進する。
習得型:
長期的な成長や改善を重視することで、目先の結果にとらわれることなく、
失敗から学ぶことができる。

◆誘惑に負けそうなとき
なぜ:
目標を達成したい理由を思い出す。こってりラーメンを食べたくなったら、
それを我慢することで得られる健康や魅力的な身体を思い浮かべる
防御型:
失うものにフォーカスすることで、誘惑はモチベーションになり得る。

例)おいしそうなデザートの山は、砂糖やチョコでコーティングされた
榴弾のように見えてくる。

◆目の前の仕事をとにかく早く終わらせなければならないとき
獲得型:
得られるものを意識することで、リスクを恐れずに迅速に行動できる。

◆正確さが求められるとき
防御型:
失敗によって失うものに注目することで、時間が掛かっても注意深
タスクを進めることができる。

以上、目標の考え方やアプローチ方法についてまとめました!
セルフコントロールという観点で参考に
していただければ幸いです!