夢、目標、目的、手段、主体性[nobu]
【スポンサーリンク】
こんにちは!nobuです。
この前satoが「ろばうりおやこ」の話をsatonoblogで紹介してくれました。
この話の詳細は記事を読んでいただければと思いますが
「主体的に考えず、他人の話に流されてばかりいてはいけない」
という教訓を教えてくれるお話です。
この情報化社会だからこそ、主体的に考え、情報の取捨選択をする必要がありますよね。
satoの記事に乗っかって、nobuの感じたことを書いていければと思います。
目次
◇ 主体的とは
「主体的」とは、自分の意思に基づいて行動する様子を表します。
主体的でいないと、良い悪いは置いておいても、何も楽しくないですよね。
自分で行動を選んで、成功するから楽しい。
自分で行動を選んで、失敗するから悔しい。
そこに自分の意思(選択権)がなければ、喜びも悔しさも生まれず、何をやるにも楽しくないなと思うわけです。
仕事でも同様ですね。
よく「主体的に考えて行動しろ!」と新人や若手の頃は言われるかと思います。
その意図は、言われたことだけでなく、主体的に考えて行動するからこそ生産性が上がり、その人ならではの付加価値が生まれるということです。
もしそれで失敗したとしても、それはその人の成長に繋がります。
もし主体的でなく指示に従って行動することだけをしていたら、「指示が悪かった」という振り返りにしかならない訳ですね。
◇ 主体的になるには
では、主体的になるにはどうすればいいのでしょうか。
「主体的になれ!」と言われて、「はい、主体的になります!」といって主体的になれるのであれば簡単です。
しかしそんな簡単ではないですよね。
先ほども述べたように、「主体的」とは、「自分の意思に基づいて」なにか行動を起こすわけです。
その「自分の意思」が主体性の源になります。
自分の意思がなければ、いくら主体的になろうとしても主体的にはなれません。
◇ 自分の意思ってなんだろう?
意思とは、「~しよう」「~したい」、あるいはその逆の考えや思いですね。
それらは、「楽しそうだから」とか「流行っているから」とか、色々理由があると思います。
もう少しその意思を深堀してみると、
・このゲームをプレイしてみたら自分は楽しくなれそうで、楽しくなりたいからこのゲームをやってみたい。
・タピオカが流行っていて、自分もタピオカを飲んだら周りの話題にもついていけるから、飲んでみたい。
という事かもしれません。
要は、意思の裏側には目的がある訳です。
「~という目的を達成するために、~したい(意思)」
目的が無ければ、意思は生まれてきません。
◇ 目的と目標
では、目的とはなんでしょうか。
目的とはつまり、目指すべき場所(状態)です。
目的を達成するために、「~しよう」という意思が生まれてきます。
例えば、
・500万円を貯金するために(目的)、節約しよう(意思)
・10kgダイエットするために(目的)、毎朝ランニングしよう(意思)
という感じです。
ここで、よく目的と間違われやすいのが、「目標」です。
目標とは、「目的を達成するための指標」です。
先ほどのダイエットで例えるならば、
3ヶ月後までに10kgダイエットするために(目的)、毎朝ランニングしよう(意思)。
その為に、1ヶ月後までに3kg痩せることを目指して、一日3km走ろう(目標)
という具合です。
◇ 目的と手段
よく「目的と手段が逆になっている」「手段が目的化している」と言われます。
これは、目的は達成しようと手段に必死になるあまり、目的を見失ってしまっている状態です。
例えば、先ほどのダイエットで例えると、
目的:ダイエットで健康的な身体を手に入れること
手段:食事制限する
目標:1ヶ月間、食事は朝食のバナナ2本だけにする
これでは、過度な食事制限で栄養も不足し、逆に身体は不健康となってしまいますよね。
目的を見失い、手段が目的化してしまっています。
目的を達成するためには、手段は柔軟に変えてしまっていいのです。
しかし、やり方を模索しながら何かの目的を達成しようとする際は、手段の効果検証(PDCAサイクル)ができるまでは変えないことをおすすめします。
◇ 夢とは
ここでいう「夢」という言葉は非常に抽象的な言葉ですが、
あえて定義するのであれば、「なりたい姿」「目指すべき状態」かと思います。
例えば、プロ野球選手になりたい、億万長者になって悠々自適な生活を送りたい、といった感じですね。
つまり、「目的」に近いですね。
例えば、プロ野球選手を目指して一生懸命練習している少年にこう尋ねたとします。
おじさん「君はなぜそんなに一生懸命練習をするのか?」
少年はきっとこう答えるでしょう
少年「プロ野球選手になるためです!」(夢/目的)
また一つ質問をしてみます
おじさん「まだまだ先の話なのに、どうしてそんなに一生懸命になれるんだい?」
少年「高校生になるまでに、130キロのボールを投げられるようになりたいんです!」(目標)
もう一つ質問をしてみます
おじさん「130キロのボールを投げるために、きみはどんな練習をしているんだい?」
少年「たくさん食べて、たくさん走って、たくさん投げています!」(手段)
おじさん(スカウト)「なるほどそうか。5年後、君にまた会いにくるよ」
となるわけですね。
よく、夢に期限を付けると目標に変わるといいますが、こういうことだと思います。
◇ まとめ
まとめると、上の図のようになります。
ロバ売り親子も、しっかり目的と意思を持っていれば主体的な選択ができたかもしれませんね。
みなさんは、夢、目標、目的、手段、明確ですか?